愛擬人的日本人:冬將軍是什麼意思?
「冬將軍が到來!」という言葉を見聞きしませんか?
有沒有聽到或者見到過這句話“冬將軍來了!”。
「將軍が來るの?將軍って、誰のこと?」と疑問に思った人もいるかもしれませんね。
可能你會有疑問,“將軍來了?誰啊?”
冬將軍の意味と語源とは?なぜ將軍なの
冬將軍的意思及語源是?爲什麼是將軍?
冬將軍の読み方は「ふゆしょうぐん」で、冬の厳しい寒さを擬人化した表現です。
冬將軍的日語讀法是“ふゆしょうぐん(fuyushougunn)”,是將冬天的嚴寒擬人化的表達。
冬將軍は気象庁が定義した気象用語ではないですが、日本では一般的に「シベリア寒気団」もしくはそれによってもたらされる冬の厳しい寒さを表現する言葉です。
冬將軍並不是氣象廳規定的氣象專門用語,但是在日本,一般表示“西伯利亞冷氣團”或者是形容因“西伯利亞冷氣團”而造成的嚴寒現象。
シベリア寒気団(冷たい空気の塊)は秋から冬にかけてシベリアの大陸上に居座る、気溫が低く乾燥した高気圧のことで、その際、日本では西高東低の冬型の気圧配置になります。
“西伯利亞冷氣團”(成團的冷氣)在秋冬時節盤旋在西伯利亞大陸、氣溫較低的的乾燥高氣壓,這時,日本爲冬季型氣壓分佈,西高東低。
西高東低の気圧配置になると高気圧から低気圧に向けて風が吹くためこの冷たい空気の塊はシベリアから太平洋側に向けて吹く風に乗り、日本にやって來るため、日本には厳しい冷え込みに襲われます。
形成西高東低氣壓分佈後,由於風會從高氣壓吹向低氣壓,所以這塊冷氣團就乘風從西伯利亞飄向太平洋海域,來到日本,帶來嚴寒。
さらに、日本海海上で水蒸気を蓄え、日本海側に大雪をもたらし、さらに山を越えて太平洋側に吹き付ける下降気流となり、関東平野に冷たく乾燥した「からっ風」が吹くのです。
另外,這塊氣團在日本海海面上時,儲存了水蒸氣,給日本海海域帶來降雪,接着越過山峯,變成吹向太平洋的下降氣流,在關東平原上就形成了寒冷乾燥的“幹風”。
冬將軍の語源は、「general frost」(直訳すると「霜將軍」)という言葉だといわれています。
據說,冬將軍的語源來自“general frost”(直譯的話是“霜將軍”)。
これは、1812年にフランスからロシアのモスクワに遠徵したナポレオン(1769年~1821年・フランスの軍人)に由來しています。
這個名字來源於1812年從法國遠征至俄羅斯莫斯科的拿破崙(1769年~1821年・法國軍人)。
ナポレオンはヨーロッパを征服したあと、ロシアを征服しようとモスクワに攻め込みましたが、厳しい冬の寒さのために多くの兵が命を落とし、撤退を餘儀なくされました。
拿破崙征服了歐洲後,想要征服俄羅斯,於是向莫斯科進攻,但因爲天氣嚴寒,許多士兵都死了,拿破崙不得不撤兵。
そのことをイギリスの新聞が「general frostにナポレオンが負けた」と表現したものを、日本語で「冬將軍」と翻訳したのだそうです。
英國的報紙將此報道爲“拿破崙敗給了general frost”,日語翻譯過來就是“冬將軍”。
英語で何て言う?
用英語怎麼說?
冬將軍は、英語圏でも寒さを擬人化したものとして複數の言い方があります。
冬將軍這一說法,在英語中,也有許多擬人化的表達方式。
general frost・・・直訳すると「霜將軍」です。
general frost・・・直譯的話是“霜將軍”。
general winter・・・直訳すると「冬將軍」です。
general winter・・・直譯的話是“冬將軍”。
old man winter・・・直訳すると「冬のおじいちゃん」です。
old man winter・・・直譯的話是“冬爺爺”。
冬將軍到來の時期はいつからいつまで?
冬將軍的到來時期是?
冬將軍到來の時期は、11月下旬ごろ~2月上旬ごろです。
冬將軍的到來時期是從11月下旬到2月上旬左右。
冬將軍が到來すると、短い時は1日ほど、長い時は一週間近く寒さが続くことになり、路面が凍結して事故が起こりやすくなったり、厳しい寒さで體調を崩したりすることもありますので注意が必要です。
冬將軍襲來時,短的話一天左右,時間長的話,將近一個星期都是嚴寒天氣,路面結冰,事故多發,因嚴寒而導致身體狀況不佳的事時有發生,還需多加註意。
本翻譯爲滬江日語原創,未經授權禁止轉載。
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