當前位置

首頁 > 語言學習 > 日語學習 > 深度揭祕:日本古代人如何表達男女?

深度揭祕:日本古代人如何表達男女?

推薦人: 來源: 閱讀: 9.72K 次

男女の性別を表す日本語として、「おとこ」と「おんな」という一対の言葉があるが、語源を遡ると、もともと別の系統の言葉だったらしい。「おとこ」は古代では「をとこ」といい、「をとめ」とともに男女一対の言葉だった。それに対して「おんな」のほうは、古代語では「おみな」といい、それが「おうな」を経て「おんな」になった。「おみな」に対応するのは「おきな」である。

padding-bottom: 87.5%;">深度揭祕:日本古代人如何表達男女?

在日語中,有一對錶示男女性別的詞語:「おとこ」(男)和「おんな」(女)。追溯語源來看,它倆原本是屬於不同系統的語言。「おとこ」在古語叫作「をとこ」(男),與「をとめ」(女)搭配使用。而「おんな」在古代叫作「おみな」,後來又經「おうな」演變成了「おんな」。與「おみな」(女)對應的詞語就是「おきな」(男)。

「おきな」と「おみな」は年配の男女をいった。それに対して「をとこ」と「をとめ」は未婚の若い男女をさした。

「おきな」和「おみな」指的是中年男女。與此相對「をとこ」和「をとめ」指的是未婚的年輕男女。

「お」と「を」は大小を區別する一対の言葉(接頭辭)である。「お」が大、「を」が小を表す。これを年齢に適用すると、「お」は年長を、「を」は年少を表した。

「お」和「を」是一對區別大小的詞語(接頭詞)。「お」表示大、「を」表示小。在年齡中,「お」表示年長、「を」表示年少。

それ故、「お」に「き」と「み」がくっつき、「おきな」、「おみな」となれば、それは年長の男女を表す言葉になった。「き」と「み」は「いざなき」の「き」、「いざなみ」の「み」と同じ意味合いで、男女を表す兆表である。

因此,「お」後面分別接上「き」和「み」,變成「おきな」、「おみな」,成了表示歲數大的男女的詞語。「き」是「いざなき」(伊耶那岐,日本神話中的男神)中的「き」,「み」是「いざなみ」(伊邪那美,日本神話中的女神)中「み」,表示男女。

「を」に「の」を表す「つ」の変化形「と」が結びつき、それに男女を表す「こ」と「め」が結びついて、「をとこ」、「をとめ」になった。「こ」と「め」は「き」、「み」がそれぞれ音韻 変化したものである。

「を」後面接續表示「の」的「つ」的變形「と」,再接續表示男女的「こ」和「め」,就變成了「をとこ」、「をとめ」。「こ」と「め」分別是由「き」、「み」音變而成的。

このほか少年男女をあらわす言葉として、「をぐな」、「をみな」という一対の言葉があった。これは「おきな」、「おみな」に対応する言葉で、少年の男女をいった。ヤマトタケルは少年時代に「やまとをぐな」と名乗っている。

除此之外,還有一對錶示少男少女的詞:「をぐな」和「をみな」。這兩個詞相對於「おきな」、「おみな」,表示少年的男女。ヤマトタケル(日本武尊やまとたけるのみこと)在小的時候的名字是「やまとをぐな」。

このように古代の日本語には、男女を表す言葉として三系等あり、それぞれが年齢を表す兆表(お、を)と性別を表す兆表(き、み)からなっていたが、歴史の進行とともに音韻変化が起こり、「を」は「お」と區別されなくなり、「をとこ」は「おとこ」に、「おみな」は「おんな」にと、音便作用も加わって変化していった。

這樣一來,在古代的日語中就把表示男女的詞語分成三類,分別由表示年齡的詞(お、を)和表示性別的詞(き、み)組成。後來隨着歷史的發展發生了音變,「を」和「お」不再被區分,「をとこ」變成「おとこ」、「おみな」變成「おんな」,在音變作用下變化發展。

以上は、國語學者阪倉篤義氏による推論である(「日本語の語源」所収)。

以上是國學者阪倉篤義的推論。(收錄於《日語的語源》一書)

氏は、この三系等の言葉の混同 は、萬葉集の時代にすでに始まっていたと考える。たとえば、

阪倉先生認爲,這三類詞語的混淆從萬葉集時代就已經開始了。例如:

秋野には今こそいかめもののふのをとこをみなの花にほひ見に(4317)

秋野には今こそいかめもののふのをとこをみなの花にほひ見に(4317)

という歌には、「をとこ」と「をみな」とが並置されている。それは、すでにこの時代に「をとめ」と「をみな」が混同されていた証拠だと、氏は推論するのである。

據阪倉先生推斷,在這首和歌中同時出現了「をとこ」和「をみな」,這說明從那個時代開始就已經開始混淆「をとめ」和「をみな」這兩個詞了。

古書にある日本語をたよりに、現代の日本語の語源を探る試みには楽しいものがある。

根據古書中記載的日語,去探尋現代日語語源是很有趣的一件事。