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【那位人氣聲優朗讀的名著】小野大輔×人間失格(8/18)

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ヒント:

padding-bottom: 133.33%;">【那位人氣聲優朗讀的名著】小野大輔×人間失格(8/18)

書名和作者的名字也需要聽寫。


構う

〜ねえ

煩い

胡散臭い

日蔭者

付き纏う

ごまかす


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)


あらすじ

物心がついたときから自分以外の人間に恐怖し、他人の望むように振る舞う、他人本位な主人公、大庭葉蔵。成長して上京した彼は、友人の畫學生堀木に教えられた左翼(さよく)思想と淫売婦に溺れていく。銀座の女給と心中を図ったものの、自分だけが助かった葉蔵は、やがてたばこ屋の娘ヨシ子と內縁関係になる。しかし、ヨシ子の浮気現場を見たのをきっかけに麻薬中毒に陥り、ついには友人たちによって脳病院に入れられてしまう。家族からも見放され、廃人同様の自分に自ら人間失格の烙印(らくいん)を押すのだった。

解説

タイトルのインパクトが強烈。自由であるがゆえに不安もある現代の若いものにとっても、この四文字で表される絶望感は心に屆くものがあるだろう。禪、儒教(じゅきょう)、武士道のように自分で自分を作る精神的財産が継承されなくなってしまった昨今(さっこん)、アイデンティティは他人の目を意識したものとなりがちだ。主人公に武士道の精神があったなら「人間失格」とは思わないだろう。主人公は太宰そのものではないが、かなり太宰的なキャラクターが入っている。そういう意味では、命がけの文學と言える。

「頼む!もう1箱。勘定は月末にきっと払いますから」
「勘定なんて、いつでも構いませんけど、警察のほうが、煩いのでねえ」
ああ、いつでも自分の周囲には、何やら、濁って暗く、胡散臭い日蔭者の気配が付き纏うのです。
「そこをなんとか、ごまかして、頼むよ、奧さん。キスしてあげよう」
奧さんは、顔を赤らめます。
自分は、いよいよ付け込み、
「薬がないと仕事がちっとも、捗らないんだよ。僕には、あれは強精剤みたいなものなんだ」
「それじゃ、いっそ、ホルモン注射がいいでしょう」
「ばかにしちゃいけません。お酒か、そうでなければ、あの薬か、どっちかでなければ仕事ができないんだ」

> 燁伊 譯 
“求你了!再給我一盒。月底我一定把賬付清。”
“帳什麼時候付都可以,但若被警察知道就麻煩了。”
唉,不知爲何,我周遭總是充斥着一些陰森污濁、形跡可疑之人。
“警察那裏就拜託您了。老闆娘,我吻您一下吧!”
老闆娘漲紅了臉。
我趁機央求:“沒有藥,我的工作就一籌莫展。於我而言,它就像是壯陽藥。”
“這樣的話,你乾脆用荷爾蒙注射劑好了。”
“請您不要戲弄我。要麼酒,要麼就是那種藥。缺了它們我就無法工作。”
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> 陸求實 譯
“求求你,再給我一盒!月底我一定會付錢的。”
“錢嘛,什麼時候付倒都沒有關係,只是警察管得很緊呢。”
哦,原來我四周始終圍裹着某種渾濁而灰暗的、見不得人的可疑氣氛。
“那就請你無論如何幫我搪塞過去,求求你,夫人。讓我吻你一下!”
老闆娘頓時羞紅了臉。
我趕緊趁勢央求:“假如沒有這藥的話,我就完全沒法像摸像樣地工作了。對我來說,那就像是強精提欲的激素一樣。”
“那還不如直接注射荷爾蒙好了。”
“你別拿我尋開心了。反正我要麼藉助酒,沒酒的話就得靠那種藥,否則我真的沒法工作。”

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