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【那位人氣聲優朗讀的名著】 杉田智和×人間失格(1/3)

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ing-bottom: 148.84%;">【那位人氣聲優朗讀的名著】 杉田智和×人間失格(1/3)

書名和作者的名字也需要聽寫。


ころ

紅い

コスモス

ヒラメ

胃潰瘍

お前

田舎

しでかす

後始末

渋田


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)


あらすじ

物心がついたときから自分以外の人間に恐怖し、他人の望むように振る舞う、他人本位な主人公、大庭葉蔵。成長して上京した彼は、友人の畫學生堀木に教えられた左翼(さよく)思想と淫売婦に溺れていく。銀座の女給と心中を図ったものの、自分だけが助かった葉蔵は、やがてたばこ屋の娘ヨシ子と內縁関係になる。しかし、ヨシ子の浮気現場を見たのをきっかけに麻薬中毒に陥り、ついには友人たちによって脳病院に入れられてしまう。家族からも見放され、廃人同様の自分に自ら人間失格の烙印(らくいん)を押すのだった。

解説

タイトルのインパクトが強烈。自由であるがゆえに不安もある現代の若いものにとっても、この四文字で表される絶望感は心に屆くものがあるだろう。禪、儒教(じゅきょう)、武士道のように自分で自分を作る精神的財産が継承されなくなってしまった昨今(さっこん)、アイデンティティは他人の目を意識したものとなりがちだ。主人公に武士道の精神があったなら「人間失格」とは思わないだろう。主人公は太宰そのものではないが、かなり太宰的なキャラクターが入っている。そういう意味では、命がけの文學と言える。

人間失格。
もはや自分は完全に人間でなくなりました。
ここへ來たのは初夏のころで、鉄の格子の窓から病院の庭の小さい池に紅い睡蓮の花が咲いているのが見えましたが、それから3つき経ち、庭にコスモスが咲きはじめ、思いがけなく故郷の長兄が、ヒラメを連れて自分を引き取りにやってきて、父が先月末に胃潰瘍でなくなったこと、自分たちはもうお前の過去は問わぬ、生活の心配もかけないつもり、何もしなくていい、その代り、いろいろ未練もあるだろうがすぐに東京から離れて、田舎で療養生活をはじめてくれ、お前が東京でしでかしたことの後仕末は、だいたい渋田がやってくれたはずだから、それは気にしないでいい、とれいの生真面目な緊張したような口調で言うのでした。

燁伊 譯
我喪失了做人的資格。
不如說,我已不能被稱之爲人了。
來這裏時,正值初夏時節,透過鐵格子窗,能看到院裏的小池塘中 開着紅色睡蓮。三個月過去,波斯菊在院裏綻開,意想不到的是,故鄉的大哥帶着比目魚來看我,他依然是印象中那副認真而謹慎的樣子,用 略帶緊張的口氣對我說:“父親已於上月因胃潰瘍過世,至於你的事情, 大家已不計前嫌,今後你不必再爲生計發愁,可以什麼都不做。或許你對東京還有留戀,但你必須馬上離開東京,到鄉下療養。你的胡作非爲,澀田先生已差不多擺平了,不必記掛在心。”

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