當前位置

首頁 > 語言學習 > 日語學習 > 【那位人氣聲優朗讀的名著】 平野綾×雪國(2/3)

【那位人氣聲優朗讀的名著】 平野綾×雪國(2/3)

推薦人: 來源: 閱讀: 9.4K 次

ヒント:

ing-bottom: 56.25%;">【那位人氣聲優朗讀的名著】 平野綾×雪國(2/3)


ああ

お世話さま

〜てまいる

可哀想

な(感嘆)

焚き出し

ずいぶん

あすこ

まあ


書寫方式參考:【聽寫規範】日語聽寫酷聽寫規範(2013年5月版)

あらすじ

雪國に向かう主人公の島村は、車中で美しい聲の葉子と病人の行男に出會う。三人は同じ駅で降りる。その溫泉地にはかつて一夜を共にした芸者、駒子がいた。滯在中、島村は、駒子は行男の婚約者で、彼の治療費のために芸者になったこと、葉子は行男と男女関係にあることを知る。葉子には冷たい態度の駒子。まもなく行男は危篤(きとく)になるが、駒子は島村を駅まで送る。その後も島村はかの地を訪れ、駒子と過ごす。ある日、村の繭倉が火事になり、それを知った駒子は中にいる葉子を心配して駆けつける。

解説

ノーベル文學賞受賞作品。英訳本と比べてみるとわかりやすいと思うが、日本語の一語一語が寶石のように研ぎ澄まされている。「娘」とか「夜の底が白くなった」など何気なく書かれているのだが、それぞれが取り替えが難しい言葉だ。この日本語の選択能力が川端康成の優れた點だといえる。冒頭の葉子の言葉も「今こんなに美しい話し方をする女性がいるのか」と思えるほど。決してお嬢様言葉ではないが、実は田舎の女性はこんな話し方はしない。これは川端康成が作り出した美しい女性言葉なのだ。

「駅長さん、私です、御機嫌よろしゅうございます」
「ああ、葉子さんじゃないか。お帰りかい。また寒くなったよ」
「弟が今度こちらに勤めさせていただいておりますのですってね。お世話さまですわ」
「こんなところ、今に寂しくてまいるだろうよ。若いのに可哀想だな」
「ほんの子供ですから、駅長さんからよく教えてやっていただいて、よろしくお願いいたしますわ」
「よろしい。元気で働てるよ。これから忙しくなる。去年は大雪だったよ。よく雪崩てね、汽車が立ち往生するんで、村も焚き出しが忙しかったよ」
「駅長さんずいぶん厚着に見えますわ。弟の手紙には、まだチョッキも着ていないようなことを書いてありましたけれど」
「私は着物を4枚重ねだ。若い者は寒いと酒ばかり飲んでいるよ。それでごろごろあすこにぶっ倒れてるのさ、風邪を引いてね」駅長は官舎の方へ手の明りを振り向けた。
「弟もお酒をいただきますでしょうか」
「いや」
「駅長さんもうお帰りですの?」
「私は怪我をして、醫者に通ってるんだ」
「まあ。いけませんわ」

葉渭渠 譯
“站長先生,是我,您好啊。”
“喲,這不是葉子姑娘嘛!回家呀?又是大冷天了。”
“聽說我弟弟到這裏來工作了,我要謝謝您的照顧。”
“在這種地方,早晚會寂寞得難受的。年紀輕輕,怪可憐的。”
“他還是個孩子,請站長先生常指點他,拜託您了。”
“行啊。他乾得很帶勁,往後會忙起來的。去年也下了大雪,常常鬧雪崩,火車一拋錨,村裏人就忙着給旅客送水送飯。”
“站長先生好像穿得很多,我弟弟來信說,他還沒穿西服背心呢。”
“我都穿四件啦!小夥子們遇上大冷天就一個勁兒地喝酒,現在一個個都得了感冒,東歪西倒地躺在那兒啦。”
站長向宿舍那邊晃了晃手上的提燈。
“我弟弟也喝酒了嗎?”
“這倒沒有。”
“站長先生這就回家了?”
“我受了傷,每天都去看醫生。”
“啊,這可太糟糕了。”
------
林少華 譯
“站長,是我,您好啊!”
“啊,這不是葉子嗎!回來了?又冷了喲!”
“弟弟這回在這裏工作了,讓您費心了。”
“這種地方,馬上就寂寞得受不了的。小小年紀,夠可憐的!”
“還是個毛孩子,站長您要好好教他,拜託了!”
“放心,幹得來勁兒着呢!往下就要忙了。去年雪大,常鬧雪崩,火車動彈不得,村裏也忙着給旅客燒飯送飯來着。”
“您好像穿得不少啊。弟弟信上倒是說連棉背心還沒穿呢……”
“我套了四件衣服。年輕人一冷就喝酒。結果感冒了,在那邊東倒西歪着呢。”
“弟弟也喝酒嗎?”
“不不。”
“您要回去了?”
“我受了傷,正在跑醫院。”
“哎呀,可得注意!”

這篇材料你能聽出多少?點擊這裏做聽寫,提高外語水平>>